iPhone SE (第2世代) と各モデルを比較して特徴を洗い出す

Gadget

出る出る詐欺を数年繰り返してきたiPhone SEの第2世代ですが、ここにきてついに登場しましたね。

今回はiPhoneの各モデルと比較しつつ、特徴的な部分はどこなのか、どういった人におすすめなのかを見ていきたいと思います。

スポンサーリンク

iPhone各モデルとの比較表

まずは大まかな機能の比較表をまとめてみました。

比較対象は、iPhone SE (第2世代) + 現在Apple公式にて取り扱いのあるモデル(iPhone 11 Pro Max / iPhone 11 Pro / iPhone 11 / iPhone XR)に前世代機のiPhone SE (第1世代) と第2世代のベースになっているiPhone 8を加えた計7機種にしています。

iPhone SE
(第1世代)
iPhone 8 iPhone SE
(第2世代)
iPhone XR iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max
ディスプレイ サイズ 4インチ 4.7インチ 4.7インチ 6.1インチ 6.1インチ 5.8インチ 6.5インチ
解像度 1,136 x 640 1,334 x 750 1,334 x 750 1,792 x 828 1,792 x 828 2,436 x 1,125 2,688 x 1,242
画素密度 326ppi 326ppi 326ppi 326ppi 326ppi 458ppi 458ppi
色域 フルsRGB規格 広色域ディスプレイ (P3) 広色域ディスプレイ (P3) 広色域ディスプレイ (P3) 広色域ディスプレイ (P3) 広色域ディスプレイ (P3) 広色域ディスプレイ (P3)
コントラスト比 800:1 1,400:1 1,400:1 1,400:1 1,400:1 2,000,000:1 2,000,000:1
最大輝度 500ニト 625ニト 625ニト 625ニト 625ニト 800ニト 800ニト
サイズと重量 高さ 123.8 mm 138.4 mm 138.4 mm 150.9 mm 150.9 mm 144.0 mm 158.0 mm
58.6 mm 67.3 mm 67.3 mm 75.7 mm 75.7 mm 71.4 mm 77.8 mm
厚さ 7.6 mm 7.3 mm 7.3 mm 8.3 mm 8.3 mm 8.1 mm 8.1 mm
重量 113 g 148 g 148 g 194 g 194 g 188 g 226 g
主な特長 SoC A9 A11 Bionic A13 Bionic A12 Bionic A13 Bionic A13 Bionic A13 Bionic
メモリ 2 GB 2 GB 3 GB (予想) 3 GB 4 GB 4 GB 4 GB
セキュア認証 Touch ID (第1世代) Touch ID (第2世代) Touch ID (第2世代) Face ID Face ID Face ID Face ID
Wi-Fi 802.11ac Wi‑Fi MIMO対応
802.11ac Wi‑Fi
MIMO対応
802.11ax Wi‑Fi 6
MIMO対応
802.11ac Wi‑Fi
MIMO対応
802.11ax Wi‑Fi 6
MIMO対応
802.11ax Wi‑Fi 6
MIMO
対応802.11ax Wi‑Fi 6
SIM nano-SIM nano-SIM デュアルSIM
(nano-SIMとeSIM)
デュアルSIM
(nano-SIMとeSIM)
デュアルSIM
(nano-SIMとeSIM)
デュアルSIM
(nano-SIMとeSIM)
デュアルSIM
(nano-SIMとeSIM)
FeliCa
3.5 mm
ヘッドホンジャック
耐水性能 IP67等級 IP67等級 IP67等級 IP68等級 IP68等級 IP68等級
アウトカメラ 画素数 12MP 12MP 12MP 12MP 12MP 12MP 12MP
搭載数 シングル シングル シングル シングル デュアル トリプル トリプル12MP
絞り値 広角: ƒ/2.2 広角: ƒ/1.8 広角: ƒ/1.8 広角: ƒ/1.8 超広角: ƒ/2.4
広角: ƒ/1.8
超広角: ƒ/2.4
広角: ƒ/1.8
望遠: ƒ/2.0
超広角: ƒ/2.4
広角: ƒ/1.8
望遠: ƒ/2.0
手ブレ補正 光学式手ぶれ補正 光学式手ぶれ補正 光学式手ぶれ補正 光学式手ぶれ補正 デュアル光学式手ぶれ補正 デュアル光学式手ぶれ補正
ナイトモード
ポートレートモード
動画撮影 4K (30fps) 4K (60fps) 4K (60fps) 4K (60fps) 4K (60fps) 4K (60fps) 4K (60fps)
フロントカメラ 画素数 1.2MP 7MP 7MP 7MP 12MP 12MP 12MP
絞り値 ƒ/2.4 ƒ/2.2 ƒ/2.2 ƒ/2.2 ƒ/2.2 ƒ/2.2 ƒ/2.2
ポートレートモード
アニ文字とミー文字
動画撮影 720p (30fps) 1080p (30fps) 1080p (30fps) 1080p (60fps) 4K (60fps) 4K (60fps) 4K (60fps)
バッテリー ビデオ再生 最大13時間 最大13時間 最大13時間 最大16時間 最大17時間 最大18時間 最大20時間
オーディオ再生 最大50時間 最大40時間 最大40時間 最大65時間 最大65時間 最大65時間 最大80時間
販売 販売開始日 2016年3月31日 2017年9月22日 2020年4月24日 2018年10月26日 2019年9月20日 2019年9月20日 2019年9月20日
Apple公式販売状況 販売終了
(2018年9月13日)
販売終了
(2020年4月16日)
64GB: 44,800円
128GB: 49,800円
256GB: 60,800円
64GB: 64,800円
128GB: 69,800円
64GB: 74,800円
128GB: 79,800円
256GB: 90,800円
64GB: 106,800円
256GB: 122,800円
512GB: 144,800円
64GB: 119,800円
256GB: 135,800円
512GB: 157,800円

iPhone SE (第1世代) 及び iPhone 8 との比較

iPhone SE (第1世代) と iPhone 8 と iPhone SE (第2世代)

iPhone SE (第1世代) からはサイズも重量も増加

iPhone SEの第2世代ということで真っ先にiPhone SEの第1世代をイメージしがちですが、実際は比較表を見て分かるようにiPhone 8がベースとなっています。

iPhone SE (第1世代) と iPhone SE (第2世代)

そのため、iPhone SE (第1世代) のサイズ感に魅力を感じて使っていた層から落胆の声が上がっているのをよく見かけます。

iPhone SE (第1世代) iPhone SE (第2世代)
高さ 123.8 mm 138.4 mm
58.6 mm 67.3 mm
厚さ 7.6 mm 7.3 mm
重量 113 g 148 g

サイズ的には高さ14.6mm・幅8.7mm・厚さ0.3mmと増加しており、重量も35g(ちょうど500円玉5枚分)増量。

ちなみにSEは「Special Edition」の略です。

iPhone 8 が基本ベース

前項目で記載したようにiPhone 8がベースとなっており、多くの項目がiPhone 8と同一になっています。

iPhone 8 と iPhone SE (第2世代)

具体的には

  • ディスプレイの仕様
  • 本体サイズや重量
  • バッテリー容量 (1821mAh)
  • セキュア認証 (Touch ID 第2世代)
  • 基本的なカメラ性能
  • 耐水性能
  • 他機能搭載の有無 (FeliCaや3.5mmヘッドホンジャック等)

など。保護ケースやフィルムに関しても、iPhone 8用のものと基本的には互換性があるようです。

iPhone 8 から進化した点

一見するとiPhone 8と変わらないようにも見えますが、中身の重要な部分は現行モデル最上位であるiPhone 11シリーズに合わせて進化しており、使い勝手は着実に向上していると言っていいでしょう。

SoC が A13 Bionic になり処理能力が向上

SoCはiPhone 11シリーズと同様のA13 Bionicが搭載されています。

A13 Bionic と A11 Bionic の処理性能比較

Apple公式によると、iPhone 8に搭載されているA11 Bionicと比べてCPU性能が最大1.4倍・GPU性能が最大2倍になるようです。

nano-SIM と eSIM を使ったデュアル SIM に対応

iPhone SE (第2世代) は、現行モデルであるiPhone 11シリーズやiPhone XRと同様eSIMを搭載し、デュアルSIMに対応しました。

iPhone SE (第2世代) のデュアルSIM

eSIMとはもともと本体に組み込まれているデジタルSIMのことです。
リモートで契約情報の書き換えが可能で、nano-SIMのようにSIMカード自体を差し替えるなどの物理的な処理が必要ありません。

サブの電話番号やデータプランを持つことが可能で、eSIMの性質上、海外へ行く際なども大いに役立ちます。

eSIM でデュアル SIM を活用する
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降は、nano-SIM と eSIM を使ったデュアル SIM に対応しています。1 eSIM はデジタル SIM なので、物理的な nano-SIM を使うことなく、通信事業者 (キャリア) のモバイル通信プランをアクティベートすることができます。...

IEEE 802.11ax (Wi-Fi6) に対応

Wi-Fiの規格もiPhone 11シリーズ同様 IEEE 802.11ax (Wi-Fi6) に対応しました。

IEEE 802.11ax (Wi-Fi6) は登場したばかりの最新規格で、前世代の11acに比べ平均スループットは約4倍と言われています。

対応機器なども出てきており、どんどん標準化されていくと思うので、あって損はないという部分でしょう。

ポートレートモードに対応

基本的なカメラ性能はiPhone 8から変わっていませんが、ポートレートモード(被写界深度エフェクト)だけは上位機種と同じく対応しました。

iPhone でポートレートモードを使う
ポートレートモードでは、カメラが被写界深度エフェクトを作成してくれるので、背景をぼかし、被写体を際立たせた写真を撮影できます。

現行モデルとの比較

今回のiPhone SE (第2世代) の登場によりiPhone 8の販売が終了しており、現在Apple公式にて販売されているのはiPhone XRとiPhone 11シリーズ(iPhone 11 / iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Max)のみになってしまいました。

iPhone SE (第2世代) と現行モデル一覧
現在Apple公式にて取扱のあるモデル一覧

その影響により現行モデル内で比較すると、iPhone SE (第2世代) は唯一無二の立ち位置になっているように感じます。

唯一のTouch ID搭載機

iPhone XRとiPhone 11シリーズは全て「Face ID」による認証となっており、現行モデルではiPhone SE (第2世代) が唯一の「Touch ID」認証となりました。

ただいま。ホームボタンです。

Face IDが出た当初からメリット・デメリット両方あり、Touch IDの上位互換ではないという話題は度々ありましたが、ここ最近は新型コロナウイルスの影響でマスクを付ける人が増え、Touch IDの良さが改めて話題に出ているのを見かけます。

個人的にもわざわざ顔を正面に持っていかずに認証できるTouch IDの使い勝手に慣れきっており、唯一のTouch ID搭載機というのはとても魅力的に感じるところ。

最小・最軽量

iPhone SE (第1世代) からはサイズも重量も増加しましたが、現行モデルの中では最小かつ最軽量です。

下表の通り小さい順に「iPhone SE (第2世代) < iPhone 11 Pro < iPhone XR = iPhone 11 < iPhone Pro Max」となっています。

iPhone SE (第2世代) iPhone XR iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max
高さ 138.4 mm 150.9 mm 150.9 mm 144.0 mm 158.0 mm
67.3 mm 75.7 mm 75.7 mm 71.4 mm 77.8 mm
厚さ 7.3 mm 8.3 mm 8.3 mm 8.1 mm 8.1 mm
重量 148 g 194 g 194 g 188 g 226 g

iPhone SE (第2世代) の次に小さいiPhone 11 Pro と比較すると、サイズが高さ5.6mm・幅4.1mm・厚さ0.8mmほど小さく、重量は40g軽くなっています。

そして最安値

他モデルと販売価格を比べると、iPhone SE (第2世代) は圧倒的に安いです。

iPhone SE (第2世代) iPhone XR iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max
64 GB 44,800円 64,800円 74,800円 106,800円 119,800円
128 GB 49,800円 69,800円 79,800円
256 GB 60,800円 90,800円 122,800円 135,800円
512 GB 144,800円 157,800円

表は現時点におけるApple公式での税抜価格になっています。

iPhone SE (第2世代) はどんな人におすすめか

ここまで各モデルと比較してきた結果、以下の様な人におすすめと言えそうです。

  • 認証はFace IDよりもTouch IDの方がいい
  • なるべく本体サイズは小さく軽量である方がいい
  • コストパフォーマンスに優れた機種がほしい
  • カメラにそれほどハイスペックを求めていない

まとめ

比較してきた結果、かなり「買いやすい」機種だなという印象でした。

スマートフォンに求める特別な部分があるわけではなく、なにを買うべきか悩んでいる人はとりあえずiPhone SE (第2世代) を買っておくと無難で不満も出にくいんじゃないかと思います。

個人的にはiPhone 5 → 5s → SE (第1世代) という遍歴をたどってきており、未だにiPhone SE (第1世代) を愛用していますが、乗り換えるかどうかはかなり悩みどころです。そこらへんはまた別の記事で書こうかと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました